青空よ

平静さを隠せない一人の夜は
誰かのぬくもりにすがっているよ
知らずに増えていく傷跡を
見て見ぬ振りをして今日が終わる

小さな勇み足で歩き出す僕に
吹きつける風は明日も強く
前へ前へと思うほどに
上手くゆかずに踏み出せない

青空よ いつか飛びたいと願った
その色は変わらないのに
今ではもう それがぼやけて見えるのは
この胸にある 重い瞼を
閉ざしてしまってるから


いつでも昔のように笑えたなら
どんな不安をも忘れられるよ
声を潜めて迫り来る未来
眩しすぎる希望の光

大空よ 僕らを照らす大空よ
君のように僕もなれたら
泪さえも 広い大地を潤すよ
たとえそれが遠い未来でも
信じて僕は進もう

心を縛るプライドは
明日を変える促進剤
誰かの為じゃなく
僕の為に進んでいくのさ 進むよ…

青空よ いつか飛びたいと願った
その色は変わらないから
いつも僕に気付かせてはくれないか?
自分が還る その場所を
いつでも還る僕を

(2003.05.06)


オリジナル第2弾。
自分が幼かった頃と今の物事の映り方は
どこかしら違って見えてしまう時があります。
自分に言い聞かせるように書いた歌詞。


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