あこがれ

時が果てるまで 夢に溶けるまで
暖め続けたあこがれを 未来にかざして願うよ

声が届くまで 夢に届くまで
枯れるほど続けた情熱を 光にかざして触れるよ

不埒な心を投げ捨てても 当たり障りない道を選んでも
何も起こりはしない 何も変わらない

あがき続けた時代の波に 何度も打ちのめされて
確かなものなど全て 洗い流されてしまうけど
今でも弛みなく響く 僕のあこがれ


歩き続ける理由 ありふれた未来図
僕だけの道しるべが いくつも折り重なっていて

最後に選んだ道に 灯るほのかな灯り
無数に刻んだ傷と共に 迷わずにいけばいい

一握りの闇にかき消されていく 自ら引いた境界線に
前に進めばいい 不安も糧にして

さ迷い続ける心の起伏に 何度も嫌気がさして
つかんだ物全て 手放しそうになるけど
時に僕を強くする そんなあこがれ

(2006.12.02)


けじめの歌。
強いけど脆いもの。
前者か後者かは自分自身で決まっていくものですね。

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